人生は何味

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

明治神宮に行った時に発見。

今まで2,3回行った事あるのに気付かなかったなー。

どちらの作も恐らく内容からして開国後の作だと思われる。

明治天皇陛下の御製は励ますような歌。

皇太后陛下の御歌は戒めるような歌。

どちらもきっと、

開国し、混乱を経て明治政府が発足し、欧米列強が作り出した帝国主義の激流へと進んで行く日本とその国民を想って詠まれただろう。

その不安と心配の強さはいかばかりだっただろうか？

おっと。こんなこと考えるのは不敬かな？

とにかく、
この２つで明治当時の日本の空気が感じ取れるような。

歌で、タイムスリップ。  

神はどこにいるのか。
神を捨て、神に見捨てられたときから、ぼくたちは神を探し始めるのかもしれない。
何かを捨てたとき、その存在に気付くように。

かつて、神は風のなかにいた。風は鳥が運んできた。鳥は神の使いだと信じられた。
風は目に見えるものではなかった。ひとは神をただ感じた。
神は山にも川にも、木にも草にも、いた。森羅万象、あらゆるものの中に、ひとは神を感じることができた。

「天然の中に神の意思がある」
と説く思想家・内村鑑三は、「神の霊がときに教会の形をして現われても不思議ではない」とも言った。
その理念を受けて造られたのが、軽井沢・星野の地に建てられた“石の教会”だった。
建築家ケンドリック・ケロッグ氏が、自然と対話しながら創りあげた、きわめて独創的な教会だ。  

山口県と言えば、薩摩藩と同じく幕末の政変で活躍した長州藩の武人や政治家を思い出します。
その中にあって今の総理大臣安部さんを始め、伊藤博文、大室寅之祐など数多くの政治家を輩出しました。

堅い話から入った理由は、山口まで乗せてもらった人に驚くべき話を聞いたので疑問がてらにちょっと触れます。

先に名前を出した大室寅之祐は、後に明治天皇になる人だと言いました。
皇族でない人が天皇陛下に。
証拠として、子供の頃の写真とあの有名な写真がまったく違う人間に見えると。

後、大正天皇の事も。
こちらは、名誉にかかわる事なのでここまで。
ただ、大正天皇の写真や肖像画、そして、その話題が出ないのもその証拠だと言われました。
何も知らない、まぁ、その時はその話を聞くまで、それ程興味も無かったのですけれど。
知ってる方にとっては、今更な話なのでしょうが。

山口県と言えば，町の名前は幾つも知っていても、観光名所は門司と秋吉台の鍾乳洞しか知らない私達でした。
だから、目指す先は鍾乳洞しかありません。

一時間ほど歩いて、なんとかヒッチハイクに成功します。
２時間もかからないぐらいで、目的地に到着しました。

鍾乳洞の中の様子など大まかな知識は、学校で習っておりましたが、山の上、いや台地なので丘の上と呼ぶべきでしょうか、高い木々が見当たりません。
どこか外国にでも来ているような風景です。

鍾乳洞の中に入ると、Ｔシャツとバミューダパンツ（ハーフパンツ）姿の私はグッと肌寒さが身にしみました。
中は、流石に絶景でしたが、ところどころにある看板と通路にある鎖が遊園地のアトラクションの中を歩いているようにしか見えなかったのは私だけなのでしょうか。
観光客の一人としてぞろぞろ歩いて行くさまはまさに遊園地そのもです。

自然の雄大さを求めすぎて期待を大きく持った分のがっくり感は否めませんでした。

さ～て、門司の方へ行く車を探すのに２時間近くも経ってしまいます。
流石にここでの野宿はヤバイと思った私達は、一晩歩き続けることを覚悟します。

辺りが暗くなって一時間程経った頃でした。
大型トラックが警笛（クラックション）を鳴らしながら近づいてきます。
キンキラキンに飾った車でした。
トラックから顔を出したその姿は、赤い長袖で角刈りの“トラック野郎男一匹桃次郎”文太もどきです。

乗せてもらうのを躊躇しましたが、夜も更けていたのでありがたく乗せてもらう事にしました。